急に寒くなってきました。
もう10月半ばですからね。
いよいよ紅葉の季節まじかとなり、木々も冬支度です。
私たちも、半そでから長袖に衣替えの時期になり、
外気温に合わせ、さて何をきようか、室内はそれなりに温かいし、
着るものに悩む季節です。
さて、今朝新聞を見ていたら、新刊案内の広告欄で
へーという図書の広告があり、びっくり。
いわゆる葬儀のハウツー本です。
見出しをみただけなので、内容を見たわけではないのですが、
常日頃、私たちの会が提唱している、
「自分で見送りの時をつくる」という内容と類似しているようなキャッチに驚きです。
個人で葬式を行うというノウハウが書かれているようです。
さて、いかなる内容なのか気になるところです。
違いは読んでみないとわからないのですが、
私の考える見送りとは、イニシアティブは見送り側にあり、
無駄な点を省き、必要なもの、ことは何かを考えていただきたいという点。
ただ簡素化、節約という観点だけではないということ。
メンタル面も大事に考えてほしいという点です。
家族葬、一日葬、直葬と時代のニーズが変わってきています。
怖いのは、遺体を片付けるという風潮になるのではという恐れがあります。
一人一人が尊厳ある個人であるという認識を忘れてはだめです。
本のタイトルにDIYとあるのですが、
これって日曜大工的なイメージを持ってしまいます。
本来的な意味は、自分でやるという意味だそうですね。
意味的には間違ってはいないのですが・・・
ただこういう本が出るという事は、ニーズがあるということ。
時代の主流はそちらに向いていくのではないかと、ちょっと心配です。
さて、葬祭業者、お寺など、葬儀に関わる関係者は、
どのように対処していくのでしょうね。