人の一生は、重き荷を負うて遠き道を行くが如し。急ぐべからず。
徳川家康公の残された言葉の一部だが、まさにこのような気持ちで日々勉強に臨んでいる。
なんで今更の声が聞こえては来るのだが、
確かになんのために、今更学ぶのか、私も実は答えはない。
でも、そうなってしまっているのだ。
私の日々の姿勢から、せっかくお声掛けいただいたチャンスであるから、
その機会を無にするのは愚であると、始めたチャレンジである。
よって、自らの選択である。
確かに年々理解力の低下は否めないし、今までの知識では追い付かない点もあり、
日々重き荷のごとし、躓きつつ学んでいる。
論文もプレゼンも未知の世界であり、初心者からのスタート。
今では、パワーポイントも何とか使えるようになってきた。
ゆっくりですが、年をとっても進歩している。
遅々とした歩みでも、向上しているのだと思えるようになってきています。
昨日はデザインで思いを伝えるというお話を聞いてきました。
デザイン=イラストやビジュアルを思い浮かべるのですが、
それだけではなく、そのビジュアルに至る過程をいかに丁寧に重ねていくのか、
その過程がいかに大事かをお話しされていました。
回り道ではなく、急がず丁寧、そのように心がけておられる様子。
私たちもそう心がけ、クライアントに接していくことが大事ですね。
勉強も同様、急がず丁寧に調べる手間を惜しまない、
その積み重ねが知識となっていきます。
その知識が何に役に立つのか、それはわからない。
わからなくっても、役に立たなくても、考える力は蓄積されていく。
考える力、これは今本当に求められているように思います。
私は流される人にはなりたくない。
だから考える力をつけている。
勉強して何になるの?の答えかもしれない。