ローマ教皇様が来日され、長崎と広島を訪問し、
核廃絶への思いを、世界に向け発信された。
核の抑止力ではなく、平和を希求する心こそが必要であり、
あらゆる人の命の重さこそが尊いのであると私も思う。
命を持たない兵器という物体を、人の命を奪う物体に変化させるのは人間でしかない。
その意思は重い。
その重さを私たちは考えているのだろうか。
核の脅威には核で応じる核武装に明日は見えない。
核の恐ろしさを体現した日本こそ、核保有や原子力に頼る未来をやめるように訴えてほしい。
核を持っていないとはいえ、核の傘下に守られていると考えている限り、
同じ罪である。傍観者的立場では説得力がない。
どうすれば人は争わないで済むのでしょうか。
それともホモサピエンスになった時点で無理なのかもしれませんね。