昨日の節分、事務所の前で山伏さんたちが、
村の安全を祈願しつつ、回っておられました。
近くの保利神社の節分行事として、
ずっと受け継がれている行事です。
山伏の皆様は、ほり村ゆかりの方々で、
大峰山で修業された村民です。
村?市内に村ってあったかしら。
もちろんこれは住所表記に基づくものではなく、
昔あった村組織に基づく講のような形に近い集まりで、
行政の区割りを超えて、今もあり続けています。
ほり村は、住吉区と東住吉区にまたがっており、
いつの時代にか、行政的には分断されてしまった地域です。
にもかかわらず、あり続けることって素晴らしいですよね.
ただし、今後はどうなっていくのかは、わからないでしょうねぇ。
新しく山伏となる人たちが育っていくのか。
事務所の周りは、高齢者施設が多く、高齢化の進展が著しい地域です。
最寄駅は、歩いて15分、バスも通らない地域ですので、
畑や田んぼはあるけど、スーパーはない。
お店も数えるほどです。
新しい住宅もたってはいますが、
交流はあまりなさそうです。
果たして、保利神社を中心としたコミュニティの維持はできるのでしょうか。
できれば、地域の氏神様としてあり続けてほしいと願うばかりです。