目まぐるしく変化するアメリカ大統領選挙の報道ですが、
どうやら世論調査に沿った選択になるようです。
しかし、潔く負けを認めそうにないトランプ大統領、
おそらく分断を煽り立てるような行動を今後も続け、まだまだ平穏な日々とはならない様相です。
ちょっと規模はぐっと小さくなりますが、
この大阪でも潔い撤退とはならず、
相変わらずごそごそしている市長と知事の市民の分断をあおる行為にあきれるばかりです。
大阪都構想なる大阪市廃止特別区設置のための住民投票は、
僅差とはいえ否決されたにもかかわらず、
3度目の動きも見え隠れしています。
賛成の人たちに対する思惑だけが、かれらの民意であるかのようなふるまいに、
私たちの民意はまたもやないがしろにされそうで、本当に悲しいです。
反対に投じた人たちは大阪市廃止に反対の人もいれば、
合併に対する不安や現在のコロナ禍の終息を優先すべきと考える人もいます。
反対の理由も多様なのです。
そういった民意を理解し、大阪市民を大きくとらえてほしいと思います。
今すべきことは何か!
制度論を問うのではなく、感染症対策に注力すべきなのです。
どういう方向性で対策に臨むのかいい加減に示さなければ、
ズルズルとした感染拡大は今後も続くし、
心に巣食ったコロナの恐怖は取り除けません。
保健医療の改変こそ、いまこそ取り組んでほしいのです。
今の体制では、決して市民の不安は取り除けるとは思えません。
まずはそこからではないのですか。
にもかかわらず、消防の一元化、水道の民営化は進めるとの方針で、
保健所の拡充は白紙だそうです。
本当にどこを見てるんだって言いたくなりますが、
残念ながら、彼らは反対票をみることはしないのです。
賛成も反対も大阪市民で、市民税府民税払っていますよ。
市長、知事は自分の支持者だけをみるのではなく、
市民すべて、府民すべての安定的な生活が保障されるよう努力してほしいです。
それができないならば、さっさとやめた方がいいですよ。