毎日暑い日が続き、頭の回転も鈍りがち。
こんな時は単一作業がいいかなって思い、
わたしのロングランな研究テーマである、孤立死(孤独死)についてのデータ入力に時間を費やしています。
仕事の1つである監察医事務所の手伝いの合間に、
昨年度の検案をデーター化し、博士論文の際にお世話になった2017年と比較し、
コロナ禍においてどう変化したのかを見えるかできればと、
待ち時間にチマチマと書き写しています。
それを、外に出る気のしない暑い日だし、
クーラーをかけた部屋で入力する作業をしています。
数字で見ると前に、まずは一人一人の生活が見えてきます。
おそらく孤立死を0にすることは不可能ですが、
せめて充実した老後を過ごす手がかりになればと始めた研究です。
一人一人違った人生を送ってこられたわけで、
傾向は同様でも、その一人一人のあり様は違っています。
私たちの会の活動もその点に通じるものがあり、
一人一人の人生に立ち会うつもりであらねばと思っています。
一律ではなく、十人十色の対応があって当たり前です。
家族構成も違うし、もちろん財政状況もことなりますが、
後悔しないためには、やっぱりどうかかわったのかが大事な気がします。
そのための見送りを形にしていきたいと思いながら、
活動を深めて消えたらいいなって思ってます。
今日もとっても暑そうです。
まずは一人一人を尊重しながら、データの入力作業をいたします。