今日から9月、長月のスタートです。
長月とは和ごよみの呼び方で、長い夜を表す夜長月が長月となったそうで、
だんだんと夜の時間が長くなり、秋分の頃には昼と夜の長さが同じになる。
思い浮かぶのは、
あし引きの 山鳥の尾のしだり尾の ながながし夜を 一人かも寝む
百人一首山上憶良の秀歌で、ひとりで夜の寂しさを実感しつつ過ごすという感じでしょうか。
また、今日は立春から数えて210日にあたるとか。
今は伊那が開花し、実りにつなげる大事な時期ですが、
台風が相次いで襲来し、農作物が被害を受けてしまう場合もあり、
暦の上で厄日ともいえ、警戒を呼び掛ける目安ともなっています。
丁度、沖縄近辺では今まさに台風の脅威に脅かされており、
今後の進路によっては、列島にも影響があるかもしれない状況です。
9月1日は防災の日でもあり、この機会に防災への備えをチェックしたいですね。
因みに、防災の日の由来は、関東大震災に被災した日(大正12年9月1日1158分)で
関東地方が甚大な被害に見舞われました。
関東大震災から来年は100年、そろそろ首都直下地震の危険性も高まっているようです。
南海トラフ地震の危険性だけでなく、台風被害、集中豪雨、豪雪被害など気象以上も
侮れない状況であり、防災=減災に繋がるように、私たち一人一人も気を付けたいです。